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症状について知る

自律神経失調症とは？

ストレスや不規則な生活習慣などから自律神経のバランスが崩れることで心身に現れる様々な不調を統合して自律神経失調症といいます。自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っており、この二つの神経のバランスが崩れると自律神経が乱れ、不調が現れます。

自律神経失調症には４つのタイプがある

【①本態性自律神経失調症】

子どもの頃からの元々の体質に原因。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプ。

【②神経症型自律神経失調症】

自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの制止的ストレスでも体調を崩してしまう。

【③心身症型自律神経失調症】

日常生活のストレスが原因。心と体の両面に症状が現れる。最も多いタイプ。

【④抗うつ型自律神経失調症】

③の心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになる。やる気が起きない、といった「うつ症状」が見られる。

自律神経失調症の原因は？

①精神的な要因・・・人間関係、環境の変化、勉強や仕事などに対して、慢性的に過度なストレスを受けていると、体は交感神経優位な状態が続きます。そのため自律神経が乱れ、体調不良を引き起こしてしまいます。

②生活習慣・・・寝不足、栄養バランスの乱れ、生活習慣の乱れなども自律神経失調症が引き起こされる原因となっています。

③ホルモンバランスの乱れ・・・更年期障害や月経前不快気分障害に見られる「女性ホルモン」による乱れや甲状腺ホルモンによる乱れも、自律神経に作用しやすく、体調不良を引き起こす原因になります。